絶縁不良調査
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O&M技術本部 関東オペレーションセンターの相原です。
先日、お客様からPCSが絶縁不良アラートで停止してしまうというご相談を
受けました。
遠隔監視装置のログイン情報を提供してもらい、絶縁不良アラート発報の傾向を確認してみると、雨が降った日の翌朝や湿度が高い日の朝にアラートが多発していることが確認されました。
お客様より原因調査の依頼を受け、絶縁抵抗値測定をしてみると、規定値以上の数値は出ているものの他回路より低い回路が1回路確認されました。
こちらの発電所は回路図がなかったため、該当回路の特定を行った後、絶縁不良調査を行いました。
事前に雨が降った日の翌朝や湿度が高い日の朝にアラートが多発していることを確認していたため、今回は噴霧器を持参し、モジュールやケーブルを濡らしながら作業を行いました。
すると…1枚のモジュールで極端に絶縁抵抗値が低いものが見つかりました。
このモジュールを回路から切り離した後、改めて絶縁抵抗値を測定したところ、絶縁抵抗値は上昇し、他回路と同等の結果になりました。
後日、モジュールメーカーへ絶縁不良モジュールについて相談をしたところ、保証対象であると判断され、新しいモジュールを送ってもらえることとなりました。
※メーカーにより保証対象/保証対象外は異なります。
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