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エネテクディライト東北サービスセンターの山田です。
先日、某所のスポット点検に行きました。
回路図面がなく天候も不安定であった為、点検可能時間を考え先行してドローンにて全体的な現状の把握を行いました。
サーモ画像にて未発電回路があること、モジュールのセルに飛び火したようなダメージが見られることから、落雷(雷害)の影響を受けているように見受けられました。
該当箇所の目視確認で接続箱の蓋を開けたところ正面カバーの左右が少し黒ずんでいたため、カバーを外したところ内部が焼損した状態でした。
何かの要因でアークが発生したと考えられますが、SPDは動作していないことからアークが発生した主な原因と落雷らしきモジュールセルのダメージは別の原因であることも考えられますが、集電箱の主幹ブレーカがトリップしており、他の正常な接続箱の回路も未発電状態でしたので、取り急ぎ各幹線の絶縁抵抗測定を行い、焼損している接続箱以外は問題なかった為、該当接続箱回路以外は発電を復旧させました。
地域によっては落雷件数も増えるので、定期的な点検、発電量の確認等をすることで発電ロスであったり、被害を最小限に抑える処置が可能であると改めて感じました。
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