フィルターはこまめにお掃除を!
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お世話になります、エネテクの松尾です。
先日、条件が同じにもかかわらず、PCS毎の発電量に差があるので調べてほしいとのご依頼を受けました。
最初に、発電所全体を確認したところ、早朝、一部のパネルに影がかるようですが、日中、影の影響はありませんでした。
次に、PCSの状態を確認するため、まずはPCSのモニタより、エラー履歴等を確認しましたが特に目立ったエラー等は見当たりませんでした。
そこで、外観異常がないか確認するため、PCSの底面を覗き込んだところ、フィルタが完全に目詰まりしておりました。
そこで、掃除するためにフィルタを外したところ、見る見るうちに発電量が上昇しました。
もう、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、PCSの「温度上昇抑制」機能の影響で発電量が抑えられていたのです。
「温度上昇抑制」については、エラーや警告等が通知されないケースも多く、注意深く発電量を監視しながら、現場の状況を把握することが必要となります。
今回、フィルタをきれい掃除することで無事に問題も解決し、事業主様のモヤモヤも一掃することができました。
※PCS1のAMは影の影響によるものです。
面倒かもしれませんが、フィルターのお掃除はこまめ実施して頂けたらと存じます。
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