絶縁不良モジュール

接続箱にてストリング毎の絶縁抵抗測定を実施していると、他のストリングより著しく絶縁抵抗値が低いストリングが確認されました。

他のストリングの絶縁抵抗値は100MΩ以上に対し、このストリングは0.6MΩで、規定値内ではありますが、何かあるな?と思い詳細な調査を実施しました。

今回の発電所は開放電圧が500V以上ですので、測定はPVモード印加1000Vで測定して異常を確認できましたが、

PVモード印加500Vで測定してみると、測定値100MΩ以上と正常で他のストリングと同等の結果でした。

そして絶縁不良の原因箇所を調査したところ、1枚のモジュールが原因で絶縁抵抗値が低くなっていることを発見しました。

絶縁抵抗測定で1000Vを印加していると不具合モジュールのジャンクションボックスから(ジーッ)と異音がする状況でした。

500V印加時や通常運転時にはこの異音は無く正常に発電している状況です。

 

このモジュールの外観を確認しても、サーモカメラで発熱具合を確認しても異常は確認されませんでした。

その他、ストリングのIV測定、開放電圧・インピーダンス測定、パイパスダイオードテストでも異常は確認されませんでした。

モジュールメーカーに報告書を提出し、確認したところ絶縁不良モジュールの無償交換に応じて頂けるとの回答を頂けました。

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