クラック・スネイルトレイル

crack

 

太陽電池モジュールのセルにカタツムリが這ったような跡に見えることからスネイルトレイルと呼ばれる現象があります。

セルのマイクロクラックにバックシートなどから水分が侵入し、電極の銀と反応して起こると言われています。

 

目で見てわかる現象なので、日常点検で発電所オーナー様が発見して問い合わせを頂くことがあります。

見た目は悪いのですが、発電量が大幅に落ちていることが少なくほとんどのメーカーが保証対象外となっています。

 

実際どうなっているのかEL検査を行ってみました。
スネイルトレイルがある部分はマイクロクラックが入っている場合が多いです。

クラックは入っているのですが、インターコネクターまでの電気の通り道が確保されている場合、発電量の低下はごくわずかとなります。このクラックが振動や温度変化などによって広がると徐々に発電量が低下していくので、定期的な観察が必要です。

 

メンテナンスをしていると稀にスネイルトレイルがほとんどのモジュールで見られる発電所があります。おそらく、施工時に太陽電池モジュールの上を歩いていたのでしょう。

EL検査画像を見るとひどい有様です。

このモジュールは10%以上の発電量が低下していました。

モジュールの真ん中に乗るのは問題外です。

シェアする

Twitter

Facebook

お問い合わせ・ご相談・お見積り

産業用・住宅用 太陽光発電システムの点検・メンテナンス、緊急の故障・トラブルなど
些細なお困りごともお気軽にご相談ください。

メンテナンス対応エリア
SERVICE AREA

【北海道・東北地方】北海道|岩手県|宮城県
【関東地方】東京都|埼玉県|神奈川県|千葉県|群馬県|栃木県|茨城県|山梨県
【北陸地方】石川県|福井県|富山県|新潟県
【中部地方】静岡県|愛知県|岐阜県|三重県|長野県
【関西地方】大阪府|京都府|兵庫県|滋賀県|奈良県|和歌山県|岡山県
【中国地方】広島県|山口県
【四国地方】徳島県|香川県|高知県|愛媛県
【九州地方】福岡県|佐賀県|長崎県|大分県|熊本県|宮崎県|鹿児島県
※上記エリア以外でもお気軽にご相談ください

ページトップへ
Copyright © SOLARPAT All Rights Reserved
電話する お問い合わせ