ドローン点検で発見した断路器の不具合

お世話になります、エネテクの松尾です。

 

先日、大規模な発電所でドローン点検を実施した際に、ストリング断線(未発電)のストリングが見つかりました。

 

その原因調査を実施したのですが、パネルやパネル間のケーブル等に異常はなく、接続箱から開放電圧を測定しても特に問題ありませんでした。

 

次に接続箱内の逆流防止ダイオードや避雷素子の確認も実施したのですが、特に不具合は見当たりません。

 

接続箱内のケーブルなどすべてを確認していった結果、原因は断路器ということが判明しました。

 

見た目は特に問題なく、正常にONの状態にあるように見えるのですが、断路器の入出力端子で導通を確認すると導通がない状態で、断路器内部の不良と判断し、当該断路器を後日交換することとなりました。

 

今回の不具合は、ドローンを使用しない場合、各ストリングの電流を測定しなければ発見が困難なものでした。

 

通常、大規模な発電所において、すべてのストリングの電流確認を行うことは、コスト面を考慮すると困難であり、実施されていないケースが多いかもしれません。

 

そういった意味でも、ドローンによる赤外線カメラを用いた点検手法が有効であると再認識した点検でした。

 

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