こんにちは
関西サービスセンターの藤戸です。
今回は屋根置きの絶縁不良調査についてのブログです。
いつも通りに絶縁抵抗測定をしているとある回路が完全に地絡していました。
ただしパワコン側では絶縁不良を検知しておらず・・・。
普通は地絡を検知してパワコンが停止するので、パワコンの故障か?と疑っていましたが色々調べるにつれて、実態が分かってきました。
こちらの回路は600Vほどの電圧でしたので、測定電圧は1000V試しに500Vで測定すると全く地絡せず。
つまり検査時の1000Vだと地絡するけれども、動作電圧である600Vでは地絡しない。
だからパワコンも異常を検知しない。という結果でした。
原因はモジュールのケーブルがモジュールと架台に挟まれていました。
このままだと危ないのでモジュールは回路から切り離し処置。
最近はパワコンも進化して色々検知してくれますが、やはり定期的に検査が大事だなとあらためて感じる案件でした。
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